2019.7.13 sat.

引っ越しの日取りが一週間延びていたことを、引っ越し一週間前にして知る。つまり引っ越しまであと二週間。先月末には決定していたらしいのに私にだけ知らされていなかった。

もう朝から大激怒。

会社には住所・通勤経路・交通費の変更届けをすべて提出してしまっている。

この三連休と次の休日は荷造りと荷解きのため予定を空けているし、その次の休日(変更になった引っ越しの日)は両日がっつり予定を入れている。

もう激激激激大激怒である。

 

午後、先日第三子を産んだばかりの友人に会いに行く。昨年第一子を産んだ友人も地元に帰って来ていて一緒に会えた。

到着早々 第三子のお兄ちゃんたちが「ロミちゃん!」と出迎えてくれて、立て続けにハイチュウを3つくれた。

お兄ちゃんたちに会うのは約二年半ぶりで、最後に会ったとき次男は言葉を話すことはおろか歩くこともできなかった。それが今やハイチュウを貪りながら家を駆けまわるヤンチャボーイ。ママに私の名前を教えてもらいながら「ぼく会ったことある?会ったことある?」って確認してたの、全部聞こえてたよ。

最後に会ったときヤンチャボーイだった長男はすっかりお兄ちゃんになっていて、弟を優しく窘めたり、生まれたばかりの妹におもちゃを持っていったり、私が妹ちゃんを抱っこしていると何度も「かわいいでしょ」って寄ってきてはほっぺたをこねくりまわしたり、昨年生まれた友人の赤ちゃんにも一緒にあそぼうとおもちゃを持って行く面倒見のよさを発揮していてキュンとした。

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長男と10連続じゃんけん勝負をして、7敗する。長男はじゃんけんが強いらしい。本人曰く「筋肉があるから」

筋肉、関係ないと思う。

初対面 生まれたてほやほや赤ちゃん(生後5日)は小さくて羽根のように軽くてふわふわで可愛かった。本当に3キロあるんだろうか、疑わしい。

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帰りは雨になっていたので、自転車で来ていた私は自転車ごと車で送ってもらうことになった。「おれもいく!」とついてきた兄弟たちが私の自転車を支えてくれることになったけど、自転車が倒れて子どもたちが潰れて怪我をしてしまわないか私は気が気じゃなかった。

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道中 長男が「きつい…」とこぼしていて大変申し訳なかった、重かったねありがとね…

送ってくれた友人の夫はわたしが約4キロの道のりを自転車こいでやって来てたことに軽く引いていた。三駅分の距離をママチャリで来るとか中学生かよって自分でも思う。

 

帰宅して母と話すとまた今朝の怒りがぶり返す。夜は親孝行ディナー(私の奢りでちょっとお高いご飯を食べに行く)の予定なのに、とてもご飯をご馳走できる心境ではない。でも一ヶ月前から予約して自分も楽しみにしていたお店だから延期やキャンセルはしたくない。

そうなるともうやけ食いをするしか術がない。このフラストレーションはやけ食いでしか片付けられない。昼食を抜き空腹だったことも手伝って、視界に入ったパンやコロッケやかまぼこを手当たり次第食べる。「これも食べて〜」と母が持ってきたお蕎麦も食べる。あと数時間後にはおいしいディナーが待っているとわかっていても、この怒りを鎮めるには食べるしかなかった。

 

結果、ディナーはあまり満足に食べられなかった。当然だ。すべて食べたけど、常にお腹が苦しくてしんどかった。もちろんものすごくおいしかった。でももっとおいしく食べられたはずなのに、あほすぎる。

あのとき自制していれば…と後悔の嵐だったけど両親はおいしく食べてくれたので良かったことにする。(値段を見て父は明らかにお酒を遠慮していたけど)

 

帰宅後 母が申し訳なさそうに「怒ってるのにお金払うの嫌でしょ?自分のぶんは払うわ」とお金を渡してきた。母に支払わせては意味がないしさすがに私も格好がつかない。ちょっと怒りすぎたなと反省しつつ飲食代を断ると、引っ越すまでの通勤費として五千円差し出してきた。有難く受け取っておいた。

 

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